なんだか最近好きなものを食べていてもおいしいと思えない。
そんなことはないでしょうか。
疲れているときには、味覚に影響が出ることがあります。
舌の上にある味を感じる味蕾の細胞が生まれ変わるには、亜鉛が必要なのですが、この亜鉛は活性酸素の除去にも使われます。
活性酸素は疲労がたまると多く発生するので、疲れているほど活性酸素に対して使われる亜鉛が増えることになります。
このとき、味蕾の細胞に使われる亜鉛が不足してしまい、結果味覚に影響が出てくるのです。
また、仕事が忙しすぎて、食事のバランスが乱れてはいませんか。
集中しすぎて、つい食事を抜いたり適当に済ませてしまうこともあるでしょう。
亜鉛不足は、栄養をしっかり摂れていないことも原因となっているかもしれません。
味覚がおかしいと感じたときは、ゆっくり休む時間をつくり、食事のバランスも見直してみると、改善するかもしれません。
気になるときには、病院にかかって適切な検査と治療を受けることも考えてみたら良いでしょう。